飴には飴を

職場のパートさんで、いつも飴をくれる人がいます。
私が帰る時間に来るので、一緒に仕事をすることはほとんどないのですが、そのすれ違う数分で、いつもポケットに入っている飴をくれるんです(笑)

飴だけじゃなくて、せんべいとかクッキーやチョコレートをくれることもあります。
中でも飴はほとんど欠かさないですね。
飴って自分ではのど飴くらいしか買わないのですが、その人はのど飴からフルーツの飴、梅の飴など色々持っています。
なんでそんなにいつも飴を持っているのかと聞いたら、
孫が買ってきていらないのを私にくれるといっていました。
お孫さんはよっぽど好き嫌いが激しいのか、照れ隠しでそういっただけなのか分かりませんが。
普段はあまり飴を舐めませんが、乾燥したときなどはよいですね。
最近、喉の調子がおかしくて飴を欲しているのですが、そういうときに限ってそのパートさんに会いません。
ああ、飴ほしかった(笑)
欲しているなら自分で買えばよいんですけどね 。
喉が本当にいたい時は買いますが、そこまでじゃない時は
自分で買うと余っちゃうんですよね。
まあそれこそ自分で買ってくばればよいんですけど。
でもあまりにもいつももらってばかりで悪いので、たまにはなにかお返ししたいのですが何がよいですかね?
やっぱり、飴には飴という意見が多かったです。
でもその人も飴がそんなに好きというよりは、配るのが好きなだけだと思うんですけどね。
でもなにか考えてお返ししようと思います。

星ラムネを探して

子供の頃、夏祭りや酉の市に遊びに行くと、必ず飴やラムネの量り売りをしている屋台があった。
子供の私は、それが100グラム単位で値段が設定されているなどちっとも考えずに、袋に入るだけ好きなものを混ぜて入れて、祖父や祖母に買ってもらっていた。

大人になってから、たまたま行ったお祭りで似たような屋台を見かけて、懐かしくて買ってみたことがある。
袋半分くらいで1000円近く取られた。

子供の頃のあれは、一体いくら位したのだろう。
ちなみに家は、私と姉の2人姉妹だったので、同じのかける2である。

他人の財布での買い物というのは、自分の腹が痛まない分調子にのっていけない。
子供だったらなおさらである。
あの頃のたかり癖、非常に申し訳なく反省している。

そんな量り売りの中で、私たち姉妹が何より好きだったものがある。
それは、星型のラムネ、通称星ラムネと呼んでいる。

普通のラムネとも全く違う味で、ちょっとトロピカルな風味なのである。
大人になってから、それが南の国の果物グァバと同じ味だと知った。

たまにショッピングモールなんかに入っているうそっぽい駄菓子屋なんかにも同じような量り売りコーナーがあったりする。
ラムネも飴も、屋台のようなラインナップなのだが、星ラムネだけはめったにない。

あったとしても、勇んで買って食べてみると、ただのラムネの味だったりするのだ。
どうしたって、あのトロピカルな味わいのものがない。

私も姉も、あの懐かしい味を求めてそれらしいところはいつものぞくようにしているのだが、どこをどう探しても出会うことができずにいる。
もう一度あの味を味わえるのならば、1000円なんて惜しくないのだが。