関連ビジネスとは

珍しい関連ビジネスに何があるかとちょっと探したのですが、何があるかなんて考える自分が如何にも凡人らしいことだと気が付きました。

ビジネスを得意とする人達にかかったら何でもビジネスの材料になりそうです。
そのビジネスが良心的であるかどうかで、社会全体への影響や方向性が変わろうというものです。

建前上で支援や援助で本音はビジネス、というものは遠慮したいものです。
“風が吹けば桶谷が儲かる”という昔の言葉がありましたが、この風を起こし風向きを変える事がビジネスになるのだろうと思われます。

ビジネスでなくても人の感情の流れが世間にあって助け合いになったり、物理的な事や憶測が絡んで因果関係になっているでしょう。
明日は明日の良い風を吹かせて、世界全体が良くなり個々人も心健やかに人間らしく伸びる事ができる風向きを創るビジネスが行われる事を期待しましょう。

風水とは何か、について

私は風水というものを信じていない。
なぜなら、方角と言うものがわからないからだ。
方位磁針があったところで、正しく東西南北を示せるかと言われると自信がない。

地図を見ても、100%目的地にすんなりたどり着かないし、たまに家の近所ですら道に迷う。
そんな方向感覚の欠落した人間に、風水の気の神様がよいことをもたらしてくれるとは到底思えない。
だから玄関の向きだとか、家具の位置だとか、鬼門がどうだとかは今まで気にしたことがない。
かといって、そういう類の東洋思想を嫌っているわけではないのだ。
むしろ、そういうある意味スピリチュアルなものが学問として一世を風靡し続けてきたことに対して、とても興味はある。
何故人は目に見えないものを信じるのか。
かつて合気道の道場に通っていたが、そこでもかなり東洋思想を含んでいた。
身体の悪い気を出すための呼吸法があり、鼻から良い気を吸い、口から体内の悪い気を出す、というものだ。
これは気学の一種といえるであろう。
これだって全然目に見えない気の動きを、あくまでイメージしなくてはならない。
イメージトレーニングというやつだ。
結局のところは、風水でもそれがいえそうだ。
イメージするしかない。
黄色が本当に金銭運を上げてくれるのか、そして黄色い財布を月に向かって振るといいのか(これは一時期流行った)。
そんなことは正直わかる人のほうが少ない。
こうしておけば物事がよくなるはずだ、というプラスの思考が、実生活にもプラスに影響しているということだと私は思っている。
だからこそ、こういう思想が学問として成り立つのではなかろうか。
一種の文化人類学というやつだ。
なんてことを言っても、私は中国の占いの古典『易経』を果敢にも購入して、いまだ手付かずで放置している体たらくである。
そんな人間の解釈が果たして正しいかと言うことも定かではないのであるが。