年賀状はどれだけ昔の人まで出せばいいのか悩む

私がまだ高校生だった頃、今から10年前まではまだガラケーが主流でライン何て言う簡単にやりとりできる連絡手段はなかった。
幼稚園の頃からずっと一緒だった女の幼馴染みとは私が中学校卒業と同時に引っ越した為、離ればなれとなってしまった。
歩いてすぐ行ける近所で毎日外で一緒に遊んだり学校からも一緒に帰りながら色々な事をおしゃべりする時間が当たり前で楽しかった。
でも今離れてみてわかる。
毎日一緒に居れた事は当たり前じゃなかったんだね。
引っ越しの日、手紙また書くからね。
これでお別れなんて寂しいから。
引っ越してから何ヵ月かたった日、
ポストに幼馴染みからの手紙かま入っていた。
初めて来る手紙。
ハガキが来るのとは違って特別嬉しい感情がこみあげていた。
この離れてる間の私の知らない幼馴染みの出来事が手紙には綴られていた。
今まではお互い知らない事なんかないくらい毎日沢山話してたから、これからどんどん私の知らない事がお互いに増えていくんだなと思うと急に寂しくなった。
封筒中にはプリクラも一緒に入っていた。
やっぱり手書きの手紙は暖かみがあって大好きだ。
何より書いた人の気持ちが凄く伝わってくる。
次はいつ手紙が届くかなと毎日ポストを見るのが日課になり楽しみです。

一時期筆ペンにハマって宛名を書いていた

私が学生時代はメールもありましたが、まだハガキを送り合う文化が主流でした。
好きな異性に年賀状を送って返って来ないかポストを毎日覗いては凹んで。
とてもかわいい甘酸っぱい思い出があります。
全然興味のない異性から年賀状が来たり、、名前が間違えて書かれていたり。
雨で滲んでいたり。
真っさらなハガキに干支とか全く関係のない謎な絵がたくさん書かれていたり、今思い返すとかなり笑えるものが多かったかなと思います。
年賀状が今となってはハガキではなく、ラインでの挨拶に変わったりしていて、今の若い子たちはハガキの文化があまりなさそうで。
現物の残らない挨拶でなんだか寂しいような。
でも手軽に色んな人に挨拶ができるのはいいのかもしれませんね。

年賀状には富士山

大人になった今でも年賀状はやはり届くと嬉しいもので。
でも自分宛のものがなかなかこないんですよね、やっときた!と見返してみれば、ショップの案内だったりとかでガッカリしてしまいます。
結婚して娘と愛犬と旦那の名前宛で届いたりして、私の名前がなくてちょっとムッとしてしまったりもしてます。
なぜ愛犬の名は書かれて私の名はないのだ?と不思議な気持ちでいっぱいでした。
かなりネット、SNSでの挨拶が主流化してますが、これからもハガキでのお年賀挨拶はなくなないでほしいものです。