独立開業の夢と希望
ママの為のサロン開業を計画しています。
美容系の職場で働いていたいけど、お店の営業時間を考えるとたとえ保育園に入れたとしてもこのまま働き続けるのは難しいという友人達を集めて、声をかけてみました。
家賃は皆で割って、各々の売り上げの20パーセントをお店に収めるという形です。
ママだって、好きなお仕事に就きたい。
ママであっても、綺麗でいたい。
だけど、誰かに子守りを頼むのは、難しい世の中です。
保育士経験のある友人も誘って、お客様のお子さんを預かれる様にして、キッズルームのあるサロンというのをうりにしたいです。
美意識の高いママは、向上心の高い方が多いので、アロマ講師やハンドメイド作家さんを呼んでスクールを開く事も検討中。
ママの夢を現実に出来るような、面白いサロンを目指しています。
欲を言えば、軽食なども提供出来ると幅が広がるかなと。
一日中居て楽しい空間を作っていくのです。
コンセプトは「自分が居続けたいお店」なので、多少、客層が偏ってしまうかもしれません。
しかし万人のお客さんに気に入られるというのは不可能です。
お客の顔色でサービスを変えるわけにはいきませんので、そこは譲れない部分ではないかと考えています。
来てほしいお客さんに最大のサービスを提供することで、満足度が向上するものと思っています。
憧れの女性がいる
私の友人のお母さんは鍼灸と整骨の仕事をしている。
自分で鍼灸整骨院を開業したのだ。
彼女は最初に鍼灸の資格を取得したのだが、なんと鍼灸の学校に行き出したのが友人がお腹の中にいるときだというから驚きだ。
よくそんな時期に学校に通えたなあとお母さんのタフさに驚いた。
友人は「自分は生まれた時から放っておかれたんだ」と苦笑していた。
友人のお母さんは私たちが高校生の頃に、今度は柔道整復師の資格を取るために再び専門学校に通い始めた。
その当時、既に40歳を超えていた。40歳の体で若い学生たちに交じって勉強したのだ。
しかも、柔道の授業が必須だったため、体中に痣を作っていたという。
骨折したこともあったらしい。
大変な思いをしながら何とか専門学校を卒業し、試験にも無事受かって、自分の鍼灸整骨院を開業したのである。
私はお母さんがとても格好良いと思う。
大変なときでも、やりたい仕事のために突き進むことが格好良い。
また、いくつになっても思いきってやってみるその行動力が素晴らしいと思う。
更に自分で開業までしてしまうのだからすごい。
学生時代、私は何かに打ち込むこともなく、何かを成し遂げることもなく、無為に過ごしてしまった。
結婚して子どもも生まれて、もう何もできまいと思っていたのだけれど、そのお母さんのことを思い出し、私もまだまだやれるんだと思うようになった。
する暇がない、する環境にないとうじうじしているのはやめて、彼女のように思い切って行動してみたい。
そうすれば、きっと人生はもっと充実するのだろうと思う。