アウトサイダーアートに触れて下さい

アウトサイダーアートという言葉がありました。
世間の常識からちょっとはみ出した人達のアートの事かと思いましたが違っていて、専門的・伝統的なアートの教育訓練を受けていない人が、他を真似ず、利益を狙わず、自らの湧き出る感性で表現した作品のこと、のようです。

本人はアート作品で生計を立てようとは思っておらず、他に生計を立てる手段も持っておらず、ひたすら欲求のままアート作品を描くような人達のことです。

そういう才能を持つ人達は生計を立てる方へ働きませんので、サポートする人達が必要です。
大変かも知れませんけれど才能を生かされ守られていれば幸せだろうと思われます。

そんな才能のある人達や家族を支援するために絵画教室や施設を営む若いアーティストグループを以前見掛けたこともありました。
爽やかで心優しくありながら幸福感に包まれている感じがしました。

アウトサイダーアートでイベントをし、その売上をアウトサイダーアーティストの生活費にして、その事業の運営費に当てることができるのですが、沢山の鑑賞者の支援を受ける慈善事業に近いのですから、必要以上の利益は求めていない、という感じでした。

そこに、アウトサイダーアートの魂があるのでしょう。
自由に描く、好きに描くということを一番表現しやすいのかもしれないですね。
人のためのデザインでも、創造性が発揮されているのではないでしょうか。

トリックアート

トリックアートには見る度いつも驚かされます。
実際に物があると思って近づくと、平面に描いたただの絵だったりします。

トリックアートは2次元のものを3次元的に描き出す従来の絵画の概念を覆した全く新しいアートといえるでしょう。
遠近法や陰影法などを巧みに使って描かれているのですが、私たち人間の脳が日々思い込みで物を見ている事が多いので、こうしたトリックアートが誕生したんですよね。

トリックアートと知ったうえでその絵画を見ても、立体的にしか見えなかったりするので、脳の「思い込み」を取り払うのがいかに難しいことなのかが思い知らされます。
今、トリックアート美術館などもあるので、休みによく遊びに行っています。

いずれ自分でも描けたらいいなぁと思っています。
創造力があるかどうかは別なんですけどね。
結局は、ほとんどの人が見て楽しむ側に回っているからこそ、制作者にやりがいが出るのかなと思います。

需要があれば供給しなければ、取引は成り立たないですしね。
このような特殊な技能は、きっと世界でも引く手あまたでしょう。
仕事が無い、就職できないという人は、飽和状態の市場ばかりを見ているからではないでしょうか。

自己建さん自己投資とは、自分の市場価値を高めることや新しい市場に必要な人材となるためです。
イマイチ理解していない人がいます。
ウェブマスターも制作だけでなくマーケティングやアクセス解析能力も必要となってくるでしょう。