夏休み最大のイベント

今年の夏休み最大のイベントは、帰省先で見た花火大会でした。
打ち上げ本数や規模で言えば、断然今住んでいるところで開催される花火大会の方が上です。

有名な大会なので、毎年すごい人手で会場に近づくことすらできません。
それに比べて帰省先でたまたま見に行った花火大会は規模も小さくそれほど有名なものでもなさそうでした。

そのおかげで花火を打ち上げる場所の目の前で見ることができ、音も大迫力。
真上の空いっぱいに広がる美しい花火を堪能することができました。

子どもたちも、今まではビルの谷間から見える形の欠けた花火しか見たことがなく「丸い花火を初めてみた」と大興奮。
出店で並ばずに好きな物が購入できのも良かったです。

来年以降は、花火は帰省先で見ることになりそうです。
たまたま会場からは遠く離れてはいない場所に、実家が移り変わっていましたので、バルコニーも観覧席としては特等なのです。

しかし、出店や下から見る迫力を体感したいということで、現場に足を運んだことが、結果として良かったです。
貴重な体験になったことでしょう。

実家の両親も自宅を売り払って、マンションら住み替えたお蔭で、随分と気分は晴れ晴れしていました。
土地を持っていると、いろいろと問題も沸き起こってくるようで・・。

わたしは詳しくは聞きませんでしたか、醜い財産争いがあったようです。
僅か数百万円程度のお金を何人もの人間が狙うという、ドロドロのそれでいて恥ずかしい争いだったのでしょう。

今年の花火大会

今年は本当に久しぶりに花火大会に行った。
いや、行ったとは言えない。
花火大会の花火がよく見えるスポットに行っただけである。
つまりは、2次花火である。

地元の花火大会に関しては、例年家のベランダからみることにしていた。
下の方でやる、小さめの連発する花火たちは見えないのだけれども、高く上げる三尺玉なんかはある程度見えたので良かった。
それが、街灯の明るさや近くの建物にさえぎられるようになって、殆ど見えなくなってしまった。
それで、おそらくここなら見える、というスポットを探し当ててそこに見に行くことにした。
そのスポットというのが、ショッピングモールの屋上である。
自分自身が、花火大会というものの対する興味を全く持っていなかったので、世の中の人も大差あるまいと思っていた。
今思うと、どう考えたってそんなことはない。
だってあんなに有名な花火大会が混雑するのだから。
とにかく、これから行く花火穴場(と思っていた)スポットにも、ほとんど人なんか来ないだろうと、たかを括っていた。
ところがどっこい、だった。
夕方早めに行ったときには、もうわさわさ場所取り連中がブルーシートを広げていたし、何故か屋台まで出ていて大盛況だった。
むしろ、着いたときには見える場所なんてなく、空いている、と思ったところは木に遮られて何も見えないところだったりした。
なんちうミーハー。
これだから日本人は。
と思いつつ、ミーハー日本人の一人になって、なんとか半分くらい見えるスポットを探し出してそこを陣取った。
家のベランダでみるよりはるかに大きくて美しい、花火らしい花火だった。
偶然といえ、花火大会の気分も味わえた。
まあこれはこれでよしとしよう。
しかし。
やっぱり行き帰りのことを思うと、私は花火の音を聞きながら家で呑んでいるほうがいいな、と思ったのだった。