コーヒーが変えた私の生活
私は以前はコーヒーの苦味が嫌いで、コーヒーか紅茶かと尋ねられれば、いつも紅茶を選んでいました。
いつのころからか、嗜好が徐々に変わってきたらしく、最近ではコーヒーも一日に1,2杯は飲むようになりました。
たかが「飲み物」ですが、その好みの変化は私のライフスタイルというか、生活の仕方にも影響を及ぼしています。
例えば、おいしいコーヒーショップがあると聞けば、わざわざそこまで飲みに出かけてみたり、コーヒーを飲むための道具、イタリヤのエスプレッソメーカー、フレンチプレス、カフェオレカップなどを買い揃えたりもしました。
そうやって私の生活を少し変えたコーヒーですが、コーヒーか紅茶かと聞かれれば、いまでも紅茶を選ぶとは思います。
苦味がどうしても苦手と言いますか、おいしく思えてきただけでも成長かなと感じていますね。
ところが、ミルクと砂糖だけのコーヒーしか飲んだことが無かったため、初めて、某コーヒー専門店に行ったことが転機になりました。
まさに目からウロコでした。
初めて見るメニュー、しかもトッピングという発想も無かったので、甘そうな仕上がりになるものを店員さんにオススメしてもらってから、コーヒーファンに格上げです。
やっぱり店員さんのアドバイスは強力で、次のお越しの際はということで、印までつけてくれました。
自宅で再現して夫婦で飲めるようにしたいものです。
コーヒー中毒
今日は昼前ですでにマグカップ3杯分のコーヒーを飲んでいる。
コーヒーメイカーが家になく、上手に淹れる方法も実はよく分かっていないため、一杯ずつコーヒーカップに落とすタイプを買っている。
今日は色々な種類が入っているアソートの中からグアテマラを選択した。
家にいるときは500mlのタンブラーにまとめて落として、それをマグカップについで飲む。
淹れたての美味しさではないが、それでも飲んでいる。
以前はお茶が大好きで、やかんで2リットル沸かしたものをがぶがぶのんでいたのに、今ではコーヒーをガブガブ飲んでいる。
コーヒー中毒だという人は多いと思うが、きっと日本だけではないだろう。
世界中に中毒並みにみんなに愛される飲み物が他にあるだろうか?お酒は種類や嗜好によって苦手なものもあるが、コーヒーは豆や挽き方の違いはあれどどこの国でも美味しくいものを飲みたくなる。
水の硬度や、豆が育った環境、カフェの立地、コーヒー1杯の価格などどれもバラバラなはずなのに、淹れたてのコーヒーが美味しいという感覚は共通している不思議な飲み物だと思う。
以前、アルバイトしていたパスタのお店で、扱っているコーヒーメイカーの種類が変わったので、製造している会社まで行って研修を受けたことがある。
それまではとりあえず決まり通りに豆を入れてスイッチを押してコーヒーを作り、閉店後も流れ作業で掃除していたが、研修を受けてみるとこれほど奥が深いものかと驚いた。
豆を保管している場所の温度や片付けの手順を徹底的に覚えた。
あまり違いが分からない舌だったのに、教えてもらった方法でコーヒーメイカーを扱うようになってから、格段に薫りが良くなって美味しくなった。
まだまだ奥が深いコーヒー道、もっと知ってみたいと思う。