お気に入りの食器たち
一般的に夫と妻の2人家族の場合、どれくらいの量のお茶碗やお皿、カップなどを持っているのでしょうか。
平均的な数は知りませんが、うちのキッチンには、たぶん平均以下の数量の食器しかないかもしれません。
大きな食器棚など持っていないので置き場がない、というのもその理由の1つですが、うちでは2人が本当に気に入ったものだけを買うようにしているので、数が少ないのだと思います。
クラフト作家さんが集まる陶器市や作家さんのウエブサイトから直に買ったり、海外旅行したときに蚤の市から買ったりしたものが多いですが、必ずしも高価なものばかりではありません。
中にはただ同然で買った(もらった?)ようなものもあります。
どれもとても使い心地の良い味わいのある食器たちです。
昔こそ引き出物が夫婦茶碗で、何セットも使わずに置いてあるということが多かったと思いますが、それはもう無いですよね。
ちょっと愚痴になりますが、食器が引き出物というのは正直、女性の立場からすると気に食わないものです。
まず、デザインに対する価値観が同じとは限らないので、いい迷惑と思う事もあるようなひどい図柄もあるのですよ。
最悪なのは夫婦の名前が書かれてある食器で、はっきり言って使えないですよね。
さて、前向きな話に戻りますが、なぜ女性はお昼のランチに1000円以上出せるか知ってますか?
それは食器なども含めてトータルで楽しむためです。
食器を新調して生活が素敵に変化
もともとかなり節約家の私ですから、何でもできるだけお金をかけずに安く済ませたいと考えてしまいます。
電気代やガス代、灯油代等光熱費も、如何に安く抑えることができるか、あれこれ工夫しながら暮らしています。
それに、日常雑貨なども、とにかく安い物を選んで使うような暮らしをしていました。
しかし、最近は全然違います。
光熱費は相変わらず気を付けて使っているのですが、毎日使うものは価格ではなく自分が本当に良いと思う物を選ぶようになったのです。
例えば、お茶わんやお皿。カトラリーなども、吟味してこだわって選んでいます。
近くに良いお店が無いので、通販を利用することが多いのですが、空いている時間を使ってゆっくりと見て選んで購入しています。
箸も、今使っているのは凄く良いやつです。
まるで、高級和食店で出てくるのではないかと思うような物を使っています。
とても軽くて、ほど良い細さでやっぱり良いものです。
食器も、全部新調しました。
どうして私が変わったかそもそもの理由は、もう少し一日を丁寧に生きたいと思ったから。
24時間を、もっと素敵に大切に過ごしたいと考えるようになったからです。
その為、まず早起きするようにしました。
今は、テレビ体操をするのが日課です。
そして朝ごはんも、今までよりも丁寧に作るようにしました。
そうしたら、それを盛り付ける素敵な器が欲しくなったのです。
でも、たったこれだけで、本当に毎日ががらりと変りました。
朝が来るのが、ちょっと楽しみになったのです。
良いことに気が付いたなと思っています。
毎日の生活そのものが、人生ですもんね。